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老年看護学領域
高齢者の「生」を支える

 老年看護は、看護の歴史や高齢社会をめぐる社会状況などを背景にして発展してきました。また、医療の進歩とともに平均余命は年々延長し、老後の生き方への関心も高まっています。さらに、病院・施設から地域・在宅へと看護の場が拡大していることより、老年看護に対する期待がますます大きくなっています。

 

 私たちは限られた命のなかで日々生きています。生きていく過程に、「病」、「老」、「死」の苦があり、「生」きていくことへの苦と合わせて、4大苦と言われています。また、人が生きていく過程はさまざまで唯一無二のものです。それゆえに、4大苦の現れかたも一つとして同じものはありません。この4大苦に老年看護は大いに関わっています。

 

 老年看護領域では、高齢者(および家族)が歩んできたこれまでの人生を唯一無二のものとして受けとめ、生活機能が少しでも維持できるような、その人らしく生を全うすることができるような支援について、学びます。そのために、加齢や慢性疾患からの影響を客観的に捉えたうえで、合併症や廃用症候群を予防し、不安や苦痛の緩和に努め、高齢者(および家族)のもてる力(自然治癒力、意思決定する力、自立する力、楽しむ力、思いやる力など)が発揮しやすいように環境を整えて、生活活動を支援する方法を学びます。

 老いることは、学生にとっては未知の体験です。老いを生きる意味と価値について、一緒に考えてみましょう。

教育
授業科目 内容
老年看護学概論(2年次前期) 高齢者の健康と生活、それを支える制度など学びます
老年看護援助論(2年次後期) 高齢者の健康支援・生活支援の方法を学びます

成人・老年看護学演習(2017年以前入学の学生)

老年看護学演習(2018年度以降入学の学生)
(ともに3年次前期)

紙面事例による看護過程の展開を行います
看護技術演習:食事介助、口腔ケア、高齢者体験※などを行います

※2017年以前入学の学生は老年看護学実習中に行う。
老年看護学実習(3年次後期)
  • 医療施設、介護老人保健施設、介護老人養護施設、ケアハウスなどで2週間実習、介護予防施設、通所施設、グループホームなどで1週間実習 計3週間の実習を行います
  • 実習を通して、高齢者のその人らしさ・QOLを考察します

授業の特徴として、生活史の聞き取り、シミュレーション学習、アクティブラーニング、高齢者交流会などを行っています。

研究
高齢者の健康増進に関する研究、介護負担軽減に関する研究などに取り組んでいます。
社会貢献
古賀市をはじめ他施設への出張講座、病院看護師への研究支援などを行っています。

教員紹介

教授 / 看護学修士
穴井 めぐみ
【専門分野】老年看護学
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准教授 / 看護学修士
白井 ひろ子
【専門分野】老年看護学
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助教 / アドミニストレーション修士
太田 里枝
【専門分野】老年看護学
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特色ある教育