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在宅看護学領域
住み慣れた我が家で病気療養しながら暮らす人々と、
その家族をお支えするのが在宅看護(訪問看護)です。
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人は誰でも「自分らしくより良く生きたい」と願います。自宅は、その「自分らしく」をいちばん叶えられる場所。

 

「飼い猫が心配なので入院したくない」
「孫の声を聞くのが何よりも楽しみ」
「大好きな庭に咲く花を眺めて暮らしたい」
「食事には熱いお茶が欠かせない」
「トイレまでどうしても歩いていきたい」…

 

心身の健康をサポートするばかりでなく、歩んでこられた人生にも寄り添い、生活リズムや住環境など、その方の価値観や好みにも配慮します。結果〝病院で寝たきりだった人が、起き上がり歩けるようになった″〝余命1ヶ月と宣告されていた人が2年も家族と共に過ごすことができた″など自宅には底知れぬ力があるようです。ある先輩は、訪問看護師の後ろ姿を見て「訪問看護こそ看護の原点ですね」と言っていました。

我がままになれる自宅ゆえに、時には病状を悪化させるような事態を招くこともありますが、訪問看護師は決してあきらめることなく、最善の方法を対象者と一緒に考え続けます。

看護技術の創意工夫、確かな知識と経験に裏付けられたアセスメント。訪問看護師は、自ら気づき・考え・実行することができるスペシャリストでありジェネラリストでもあるのです。

今後、訪問看護師の役割は拡充し、社会から更に必要とされる時代になるでしょう。そんな未来も見すえた講義・演習・実習を本学では展開しています。

教員紹介

教授
長 聡子
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助教 / アドミニストレーション修士
光安 梢
【専門分野】在宅看護論
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特色ある教育