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学長挨拶

「あなたがして欲しいように、他の人にもそのようにしなさい」
あらゆる災害に対応するシステムを整備した安全・安心な美しい看護大学です

学長 片野 光男

九州大学医学部卒業後、医学部附属病院 第一外科入局。佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)消化器外科助手や同・講師、九州大学医学部長などを経て名誉教授へ。2015年福岡女学院看護大学学長に就任。2021年より福岡女学院理事長。消化器がんの外科治療、がんの分子生物学的研究と治療法開発などを主な研究分野とする。

大学の心(理念:志):
あなたがして欲しいように、他の人たちにもそのようにしなさい

「キリストの教えに基づいて女子教育を実践する」ために138年前に建てられた福岡女学院(曰佐キャンパス:幼稚園から大学院)が、新たな社会貢献を望み2008年に設立した看護大学(古賀キャンパス)です。
 「あなた方がして欲しいように、他の人たちにもそのようにしなさい」というキリストの教えを大切にしています。

学び(教育)の柱は「ヒューマンケアリング:
看護を通して、看護される側も看護する側も共に成長していきましょう

看護において、最も大切な世界共通の概念である「ヒューマンケアリング」を教育の中心に置いています。「ヒューマンケアリング」とは「看護を通して患者さんとともに自らも成長すること」を意味します。

 本学での学びは最先端の看護学はもとより「より深く考え、より豊かな人間性を備えた人」として成長するために、チャペルの時間、ボランティア活動、シミュレーション教育、多言語医療支援コースなど本学独自の学びが整えられています。

オリーブの森看護大学  

「あなたがして欲しいように、他の人にもそのようにしましょう」

福岡女学院(曰佐キャンパス:幼稚園から大学院)はまもなく140周年を、2008年に設立された看護大学(古賀キャンパス)は、15周年を迎えました。

1. 教育目標は「ヒューマンケアリング」、開学以来就職率は100%です

「看護を通して患者さんとともに自らも成長する」というヒューマンケアリング教育の結果、開学以来1,000名を超す先輩が全国で活躍しています。

2. あらゆる災害に対応できる安全・安心な看護大学です

質の高いネットワークシステムと本学が開発した教材(ICT教材:ミッションタウン)により、いつでも・どこからでも最先端の看護学が学べます。

3. 日本のシミュレーション教育をリードする看護大学です

我が国最大規模のシミュレーション教育センター(コンピューター制御されたモデル人形が入院している模擬病院)で、1年次から病院実習が繰り返し体験できます。

4. 様々な資格を取ることができます

一次救急救命の国際資格、TOPEC看護英語試験等の受験等が可能です。

5. 楽しい学生生活を送りましょう

200本のオリーブが育つオリーブの森看護大学で、オリーブ祭、収穫祭、バーベキューパーティーといった本学独自の学内行事が楽しめます。

6. 大学院がスタートしました

教員や病院の教育指導者となるための新たな扉が開きました。

ぜひ、本学の門を叩き、扉を開けてみてください。共に学びましょう。

学長からの提案:
優しい看護職者としての成長を願い互いに心の背骨を鍛えましょう

 我々教職員と学生は、「志高く、身を整え、敬いをもって毎日キャンパスの門をくぐりましょう。門を入る時、出る時は、空を見上げるようにしてみてください。そして、 門を入ったら、心の時間軸を長めに調整することに努めてください。一日をゆったりと過ごすよう意識して心を整えれば、昨日までの悩みは小さくなり、今日からの目標が見えてきます。そして、道や教室では、顔を上げ、胸を張って、優しい顔で中央ではなく、端を颯爽と歩くよう意識してみて下さい。自分が何故、何のためにここにいて何処に向かおうとしているのかが見えるようになります。

 もう一つは、講義を大切にしましょう。どこにも負けない素晴らしい教員が揃っています。学生目線をしっかり持った教育に熱心な先生達の集団です。

講義に勝る場はありません。予習と復習という当然の学ぶ基本を身に付け、分からないことは、その日のうちに解決するという積極的な態度で講義に臨んでください。そうすれば、必ず皆さん全員が望んでいる看護師・保健師として社会貢献することになります。

 我々教職員は、皆さんが高い志を達成するための助力を惜しみません。皆さんは、我々教職員を信じ、より豊かな社会貢献のできる人として成長することに邁進してください。是非、人から与えられる知識の習得に満足せず、自身が社会に貢献しうるものを、新たに作り上げることを目標にしてください。

 さあ顔を上げ、時間軸を長めに調整し、皆と語らい、食事をし、福岡女学院の校章の三本の線(信じ、希望し、愛する)に示されているように、自分や仲間を信じ、明日を希望し、自分の進む道を愛し、そして中央に描かれているぶどうの木に繋がる仲間として共に楽しく学び、共に成長してゆきましょう。

学院聖句

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」

ヨハネによる福音書第15章5節


【略歴】
1974年 3月 九州大学医学部卒業
1974年 6月 九州大学医学部第一外科入局
1976年 4月 国立小倉病院外科
1977年 6月 国立中津病院外科
1978年10月 九州大学附属病院第一外科医員
1981年 4月 佐賀医科大学消化器外科助手
1981年10月 米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)留学
1983年10月 佐賀医科大学消化器外科助手
1989年 1月 佐賀医科大学消化器外科講師
1999年 1月 九州大学大学院医学系研究科腫瘍制御学分野教授
2003年 4月~2015年 3月九州大学大学院医学研究院先端医療医学部門教授
2003年 4月~2010年12月 先端医療医学部門長
2007年 5月~2010年12月 九州大学医学研究院副研究院長
2008年 4月~2010年12月 九州大学病院病院長補佐
2011年 1月~2014年12月 九州大学医学研究院医学研究院長
2012年 4月~2014年12月 医学研究院附属ヒト疾患モデル研究センター長
2014年 4月~2014年12月 医学研究院附属総合コホートセンター長
2015年 4月~ 九州大学名誉教授
2015年 8月~ 福岡女学院看護大学 学長
2021年 6月~ 福岡女学院理事長

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