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「2025年6月17日、保健師コース(看護学部看護学科)の公衆衛生看護活動論Ⅰの演習 発表会に、古賀市議会議員、地域住民の方々に参加いただきました。」
2025/06/17
「2025年6月17日、保健師コース(看護学部看護学科)の公衆衛生看護活動論Ⅰの演習 発表会に、古賀市議会議員、地域住民の方々に参加いただきました。」

 地域で暮らす人々の生活と健康に関する情報を捉え、地域の健康課題やその解決に向けた過程について、地域診断の授業を通して学習しています。授業では、地域住民の方の日々の活動の場に訪問させていただき、地域の繋がりに触れる機会をいただきました。また、古賀市議会の議員の方にも参画いただき、看護学生の目線だけでなく、地域で暮らす様々な人々にとっての生活する場、地域を想像し、改めて地域を歩いて周り、地区踏査を経験しました。地域診断や健康課題と言う名称からは、地域の問題ばかり見つける手段のように感じる方もおられるかもしれません。地域を無機質なものではなく、地域に住まう人々が集合する社会と捉え、保健師として地域の強みを見出だす考え方を養うことも大切な目標と考えて学習しています。

 演習の発表会では、これまでの地域診断や地区踏査、地域住民の方からの学びについて、率直な考えや質問を共有、交換しました。また、発表会後には、それぞれの目線から意見交換をさせていただきました。地域診断を理解する上で、地域を良く知る方々と意見を交わすことができたことは、学生にとってとても貴重な機会となりました。

 本学は古賀市議会とパートナーシップ協定を締結し、様々な取り組みを経験させていただきました。今回は10回目の開催となりましたが、両者の強みを活かして実施できることを検討した結果、この地域診断の授業で貴重な機会や学びを得ることができました。本学の授業や演習、実習では、地域の皆様にご理解いただき、学生が主体的に実践的に学習できる機会を得てきました。中でも、公衆衛生看護学分野では、古賀市議会の方々に、保健師を目指す学生が、自分達で考え想像して実践できる貴重な教育環境をご支援いただいております。一人でも多くの学生が保健師を目指し、地域に貢献をしてくれることを願っています。

特色ある教育