看護学の学びの統合(主体的、自律的な看護の実践と看護の洞察を深める実習)
大学で学んできた専門分野の知識や実習をふまえて、看護における自己課題を明確にして実習目標、計画を立てました。その学生自身で立てた目標と計画に沿って実施をし、自分の実施した看護について振り返りをしていきました。
小児コースでは、さらに健康障害をもつ子どもとその家族への看護、重症心身障がいがある子どもの看護と幼児期の教育の場における保健教育の実践をとおして、専門職種・機関の組織的な連携と看護職の役割を学んでいきました。
健康障害をもつ子どもとその家族の実践の場である病院施設では、複数の子どもを受け持ちながら、検査や処置、バイタルサイン測定・全身状態の観察、清潔援助など優先度を考え、より実践に近い実習を経験しました。
重症心身障がいがある子どもの看護では、療育という視点をふまえながら、その子に合わせた看護(五感を大切に遊びを取り入れた援助)を実践し、その子どもの反応から、看護のよろこびを経験していました。