4年生選択科目として後期に開講した「総合看護演習2018」全8回が修了致しました。
初回、オリエンテーションで「意識レベル」「フィジカルアセスメント呼吸」を行い、
第1回:呼吸困難のある患者の看護シミュレーション
第2回:心疾患のある患者の看護シミュレーション
第3回:糖尿病を有する患者の看護シミュレーション
第4回:高齢者患者の看護シミュレーション
第5回:脳血管疾患の看護シミュレーション
第6回:消化器疾患の看護シミュレーション
第7回:肝硬変の患者の看護シミュレーション
を開講致しました。
国家試験問題を基にシミュレーションを行って、知識を深めていく授業構成となっており、
アイスブレイクでチーム力を高めてシミュレーションを行ってきました。
最終回の12月3日では、本校客員教授の東京医科大学副学長 看護学科長 教授 阿部幸恵先生
にお越し頂き、更にパワーアップしたシミュレーション学習を行って頂きました。
1限目は事前課題を基に関連する基礎知識をしっかり復習し、
フィジカルアセスメントのタスク練習を行いました。
2限目には肝硬変を有する患者の事例でシミュレーションを行いました。
今回は5ブースに分かれ、一斉にシミュレーションが行えるように設営してし、
できるだけ多くの学生がシミュレーションに関われるようにしました。
この回には、外部施設からも9名の方が見学に来られていましたので、
ファシリテータや患者役を一緒に担って頂きました。
テンポよく課題が進んでいき、時間が経つのを忘れて学びを深めることができた学生たちの顔は、
とても晴れやかで達成感であふれていたように感じました。
教員の私達も今回、阿部先生と一緒に講義が展開でき、とても勉強になりました。
今季、4年生の白衣姿を見るのはこれが最後となり、いよいよ国家試験に向けて大変な時期になりますが、
今回の演習は、きっと今後役立ちます。
しっかり復習して自分の知識・スキルにして欲しいと思います。
お越し頂いた阿部先生を始め参加頂いた皆様、有難うございました。