2016年9月に完成したシミュレーション教育センター。
病院や施設など実際の臨床現場を模擬的に再現した環境で、実践的なトレーニングが可能です。
シミュレーション教育とは
シミュレーション教育とは、実際の臨床場面をリアルに再現した状況で、学習者がその経験を振り返り、ディスカッションを通して専門的な知識・技術・態度の統合を図ることを目指す教育です。患者と学習者双方の倫理と安全を保障した学習環境で、学習者の習熟状況に合わせた繰り返しの学習や評価が可能になることが特徴です。
参考文献: 阿部幸恵:臨床実践力を育てる!看護のためのシミュレーション教育, 2013, 医学書院
福岡女学院看護大学のシミュレーション教育の強み
1. 多様なシミュレーション演習に対応できる設備
学生100名一斉のシミュレーション演習が可能
福岡女学院看護大学では、看護系全領域がシミュレーション教育を取り入れた授業・演習をすすめています。 シミュレーション教育領域の教員が横断的に各領域のシミュレーション演習にかかわり、効果的なシミュレーション演習実践のための体制を整えています。
2. シミュレーション教育の効果を高めるための連携体制
学内教員の連携
福岡女学院看護大学では、看護系全領域がシミュレーション教育を取り入れた授業・演習をすすめています。 シミュレーション教育領域の教員が横断的に各領域のシミュレーション演習にかかわり、効果的なシミュレーション演習実践のための体制を整えています。
学外教員との連携
学外教員を含めた研修会・勉強会の開催により、シミュレーション教育の実践を検討しています。
実習施設との連携
実習施設とのシミュレーション教育における連携協議会を立ち上げ、基礎教育から継続教育へつなげるためのシミュレーション教育の活用について検討しています。
学生との連携
シミュレーション教育を受けた学生からのフィードバックや要望を聞き、シミュレーション教育の実践に活かしています。