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大学院案内

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福岡女学院看護大学大学院案内
◆研究科長挨拶

 福岡女学院はキリスト教の精神に基づく女子教育を建学の理念として開学し、間もなく140年を迎えます。現在は、幼稚園から大学までを擁する総合学院に成長し、2008年に看護・医療での社会貢献を希求し看護大学(本学)を開設しました。本学では、他大学との競争ではなく、「本学だからできる」「本学がすべき」をモットーに、独自の領域横断的な看護教育開発(ミッションモデル)を意識して進めています。その一つが「看護に特化した開放型シミュレーション教育センター(2016年)」建設と「看護シミュレーション教育学領域(2017年)」の新設です。ミッションモデル開発を進める中で、独自のICT教材(ミッションタウン)、学生参加型教育システム、開放型生涯学習教育システム、他施設との連携教育システム、看護OSCEセンターなどが次々と生まれています。

 次なるステップとして教員・研究者養成を通して本邦の看護教育の質の向上と均てん化(特に、シミュレーション教育)への貢献を目指し、2023年度に「領域横断的な指導体制」と「充実した開放型教育・研究施設」を整備した大学院(修士課程)を開設することにしました。

 ぜひ、本学の門を叩いてください。共に明日の看護教育に想いを馳せ学びましょう。

◆設置の趣旨

 医療の高度化や情報化社会の発展に伴う複雑化した知識基盤型社会では、新しい時代に対応できる人材育成が求められています。このような社会で高度な専門的知識を備え、異なる分野や文化をもつ人々との交流を深めながら、保健医療福祉の課題を解決していける人材の育成は重要です。 本学では、多様な場で活動する看護職の育成のために、シミュレーション教育センターを中心に全領域でシミュレーション教育をカリキュラムに導入し、領域横断的な教育に取り組んできました。

 本大学院では、シミュレーション教育を中心とした看護・保健医療分野に関する学問についての学術の理論及び応用を教授・研究し、その深奥を極め、看護・保健・医療・福祉の質の向上に貢献できる人材の育成を目的としています。また、高度化した医療や多様な場において新しい教育技法を柔軟に活用しながらシミュレーション教育を駆使し、先導するリーダーとなる人材を育成する看護教育学の拠点形成を目指しています。 このような背景から本学では、シミュレーション教育を中心とした看護教育学の教育・研究拠点として「福岡女学院看護大学大学院」を設置することとしました。

◆本研究科の概要

●開      設  2023(令和5)年4月

●開設場所  福岡女学院看護大学(福岡県古賀市千鳥1-1-7)

●修業年限  2年(長期履修制度を導入)

●入学定員  3名

●取得学位  修士(看護学)

※長期履修制度とは、職業を有しているなどの事情で標準の修業 年限(2年)では修了することが困難となる者を対象に、長期に わたり計画的に教育課程の履修を認める制度です。

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