近年、全国で豪雨災害や地震災害が起きています。
災害時に助け合う力を最大限に発揮するためには、
平時からの地域や学校、企業、自治体などとの協働が不可欠といわれています。
本学では、古賀市と古賀市社会福祉協議会の三者で防災に関する連携事業を行っており、
その一環として2024年6月15日(土)に第1回、
7月27日(土)に第2回地域防災力アップセミナーを開催いたしました。
今回のテーマは「災害対応にジェンダーの視点を」です。
講師には第1回同様、
NPO法人福岡ジェンダー研究所理事 倉富史枝先生をお招きしました。
参加者は、事前予約をいただいた地域住民(23名)、古賀市議会議員(3名)、
古賀市役所職員(2名)、古賀市社会福祉協議会職員(1名)、
本学の学生(10名)、計39名でした。
セミナーでは、HUGという避難所運営シミュレーションゲームを行いました。
5名前後のグループにわかれ、避難所に指定された学校に次々と押し寄せる避難者を
どのように受け入れるか、ディスカッションしながら進めて行きます。
避難者には、高齢で生活上のお手伝いが必要な方、小さいお子さんがおられる方、
犬や猫などのペット同伴の方など様々です。
その方々の性別や年齢、家族構成などに配慮し、
避難者が少しでも心地よく過ごせるように避難所の運営を行っていきます。
最後には、他のグループがどのように避難所を運営したのか情報共有し、
さらに学びを深めることができました。
第1回、第2回地域防災力アップセミナーの講師を務めていただきました
倉富先生、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。