卒業式の前日、4年生にとって最後の礼拝となる「卒業礼拝」が行われました。金田チャプレンは、『未来にほほえみかける人に』と題して奨励されました。
どんなに万全に準備して臨んでも、不安をぬぐいさることは難しい。国家試験の受験でも、そのことを感じた人は多いと思います。未来は誰にもわかりませんが、見えない未来を信頼し、"信じる”ことはできます。それが私たちの心の備えとなり、安心して未来にほほえみかける人になれると祈りました。
礼拝の後には、今年一年間で、優秀な成績をおさめた3名の学生が学業優秀者として表彰されました。
また、4年間で最も優秀な成績をおさめた学生1名に、日本私立看護系大学協会会長賞の表彰と記念品が贈られました。
卒業と同時に、卒業生の皆さんは福岡女学院同窓会の正会員となります。同窓会会長の野田 幸子様より、卒業した後も、私たちは家族のようにつながっていますという温かい歓迎のお言葉をいただきました。
看護大学の同窓会部会からは、1期生の上野 都花様より、自身が新人看護師だった頃の体験を振り返って、3つのH「Hand・Head・Heart」のバランスを保ち、自分の心を大切に、看護の心を養ってほしいと励ましの言葉をいただきました。
日本全国75万人の会員が所属する日本看護協会について、福岡県看護協会より掛川 秋美様よりご案内をいただきました。
大学を卒業した後も、ぜひ看護協会のネットワークを活用して看護職としてのスキルアップをさらに図ってほしいと思います。