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新着情報
2025/03/01
報告
福岡東医療センターの災害実働訓練に参加しました!

本学に隣接する国立病院機構福岡東医療センターで大規模な災害に備えた実働訓練が実施され、

1~3年生の学生11名と教員が模擬患者役などで参加しました。

訓練は粕屋北部消防本部、宗像地区消防本部との合同で、参加者は他に医師会、古賀市、新宮町、近隣の医療機関など、総勢約150名で実施されました。

地震による電車の脱線事故が発生し、多数の傷病者が出ているという想定で、救急隊への連絡、災害現場から病院への搬送、受け入れの準備など、一分一秒を争う緊張感が漂いました。

病院では事故発生の連絡を受けると同時に、速やかに災害対策本部と被災者受入エリアが開設され、災害現場への医師派遣や、救急車が出動されました。

各受入先では患者さんの搬送とともに診療が開始され、災害拠点病院として自治体や近隣医療機関との協働、情報共有なども行われました。

訓練では救急隊や医療従事者の方々との連携、患者さんへのしきりな声掛けが印象的でした。

 

参加した学生からは、「実習ではこうした現場までは見ることができないため、とても勉強になりました」や、

模擬患者役の学生からは、「患者さんの不安な気持ちをがわかり、授業で学んだ声掛けやタッチングの大切さを実感しました」という感想がありました。

こうした大規模な訓練はコロナ禍の影響もあり、久しぶりの開催となったそうで、本学の学生たちにとっても大変貴重な経験となりました。