社会連携推進センターでは、ボランティア活動の在り方を評価することを目的に社会連携推進センターのボランティア担当者と学友会および各ボランティアサークル代表者による意見交換会を年2回開催しています。
2023年度は、第1回目を2023年8月4日に、第2回目を2024年2月29日に開催しました。
第1回目の学生ボランティア評価委員会は、学習会(2名)、ボランティアサークル葡萄(2名 うち1名兼任)、シミュレーションサークル(1名 兼任)、ルピナス(2名)が出席しました。
学生ボランティアの活動がより活発になるにはどうしたらよいか、募集情報の配信の工夫についてサークル間で情報交換を行い共有しました。
松尾委員長より、前期のみで述べ人数140名の学生がボランティア活動を行っている素晴らしさ、これらの経験は学生自身の力になること、さらに他の多くの学生が活動に興味と関心を持ち、参加を広げていくために経験者が活動を通して学んだことを周囲の学生へ伝える必要性について話されました。
第2回目の学生ボランティア評価委員会は、学友会(4名)、ボランティアサークル葡萄(2名 うち1名は兼任)、シミュレーションサークル(2名 うち1名は兼任)が出席しました。
今回は、次年度の活動の中心となる1年生も交えた開催となりました。
2023年度は、学外の活動が約50件(延べ人数300名)、学内の活動が10件(延べ人数100名)で、前年度に比べ大幅に増加しています。
コロナによる活動規制が緩み、前年度に比べて学生ボランティアの需要が高まっていることで、以前のサークル本来の活動状況に近づきつつあります。
ボランティアに参加した学生達は、参加の意義や価値・学び、喜びや楽しさを強く実感している一方で、参加する学生に偏りが生じ始めていること、その結果、社会の要請に応えようと積極的に活動する学生達が、ボランティア疲れを感じはじめていることが報告されました。
体験した活動の魅力をチャペル等を通して、より多くの学生に紹介することで、経験の意義や価値を再認識し、自分自身の強みや自信となり、また他の学生のボランティア活動への関心に繋がることを共有しました。
学生達は、様々な経験の報告や意見交換を通して、改めてボランティア活動の魅力や価値について話し合う機会になりました。