「すごい!こんな風に聞こえるのだ。」
聴診器から聞こえる心臓や肺の音にビックリしていた小学生。そんな純粋で可愛い子ども達が来場したイベント「子どものまるごと体験フェスティバル(新宮・古賀・福津・宗像アンビネット協議会主催)」に呼んでいただいて、今年で3回目になります。様々なお仕事体験ブースがある中で、私達は「看護師体験コーナー」を任されました。
心臓や肺の音を聞く「聴診器コーナー」だけでなく、ケガの手当をする「包帯コーナー」、赤ちゃんの着替えや抱っこをする「赤ちゃんコーナー」など、全部で4つの体験ができます。
小学生に優しく解りやすく伝えるのは意外と難しく、授業で習ったことをもう一度、復習することからはじめました。実技の練習など準備に時間はかかりましたが、子ども達の嬉しそうな笑顔に、私達看護学生が元気をもらったような気がします。
ボランティアサークル葡萄の定例行事の一つとして、これからも続けていきます。
以下、参加した学生の感想です。
・今年で2回目の参加になりましたが、今回も、どうやったら子ども達が、看護師の仕事に興味を持ってくれるか考えながら活動しました。子ども達が将来、看護師になりたいと思うきっかけになると嬉しいです。
・はじめは、あまりこちらを見てくれなかった子どもが、たくさん話しかけることによって、最後は笑って話をできるようになり、うれしかったです。
・普段あまり接することのない小学生とコミュニケーションをとることができ、勉強になりました。子どもと同じ目線に立ち、笑顔で話すことの大切さを知りました。
・約1年前、自分自身で初めて聴診器を使った日のことを思い出し、新鮮な気持ちになりました。自分自身、再び、勉強する機会にもなり良い経験でした。