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医療関係者の皆さま、本学卒業生の皆さまへ 感謝と応援メッセージ

医療関係者の皆さまへ
福岡女学院看護大学卒業生の皆さまへ
 
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染のリスクのある厳しい医療現場で、医療の専門家としてご尽力されている皆さまに心から感謝申し上げます。
皆さまのご活躍のおかげで現在の医療社会が成り立っていることを私たちは十分認識しております。
皆さまご自身が健康に十分留意されますように、また、一日も早く新型コロナウイルスの感染が終息することを願っています。

2020年5月8日
福岡女学院看護大学
学長 片野 光男


医療従事者、ならびに関係者の皆様の働きに、心からの感謝を申し上げます。

 さまざまな病院・施設・保健所・地域等で、医療職の皆様が日々強い緊張を強いられ、これまで経験したことがない状態に疲弊しながら、それでもその職務に真摯にあたっておられる姿をニュースなどで見て、胸が締め付けられる思いでいます。

 病にある人のために、我が身や家族の危険を感じつつ、それでも奮起して看護している皆さんに対し、心無い暴言や差別的な発言などがあることも聞き、いつ自分も看護される立場になるかもしれないのに、どうしてそういうことが言えるのかという悲しい気持ちにもなります。しかし皆さんの働きに、存在に、深く感謝し、安心感をおぼえ、応援している人たちは、もっともっとたくさんいます。どうか今は、まず自分の心身を大事にして、そして家族やチームを大事にしてください。患者さん方の一番そばにいる皆さんの尊い働きが1人でも多くの患者さんを守り、救うことになり、この危機的状況を脱する最善で最短の方法になると信じています。

 当大学の1回生から9回生の卒業生の皆様。皆さんたちの多くは、今もさまざまな現場で医療従事者として働かれていると思います。今は職を辞している人たちも、学んだ看護の知識や技術、経験を総動員して、家族を守り、日々この事態と戦っておられると思います。中には進学し、さらにステップアップをはかっている方もおられますよね。得られるはずの学校生活が思うようにならず、困惑していることもあるかもしれません。不安もあるでしょう。怖い思いもあることでしょう。わが子を授かった方は、いかにこの小さな命たちを守っていくか、母親としても悩みや緊張を強いられていることでしょう。そういう時は、皆さんの母校を思い出してください。皆さんの健康と働きを思い、応援している教員たちのことを、仲間たちのことを思い出してください。

 私は医療の現場で現在は働いておりませんが、皆さんが看護職者として社会に巣立ち、何らかの形で社会に貢献していることを誇りに思います。私が今できることとして、同じ看護職者として、看護の道を歩もうとしている学生の皆さんの教育に力を尽くしています。皆さんのそばに行き、力になることはすぐにはできないかもしれませんが、この事態を学びに変えて皆さんの後輩たちを育て、看護職者として巣立っていけるようにがんばります。そしてこの地域にある母子が元気に出産を迎え、子育てができるようになるために、できる貢献を考え、行っていきます。

 最後に、この福岡女学院を巣立ったFamilyである皆さんたちに、医療職の皆様に、この地にある住民の皆様に、神様の守護と導きがありますよう、心からお祈りしています。

母性看護学 田出美紀


医療保健現場でご活躍の皆さん

今回のコロナ感染症の対応では日々大変ご苦労をされていると思います。

ご自分自身やご家族の健康もご心配でしょう。そんな中で患者さんたちに対応されていらっしゃる皆さんの働きに感謝いたします。

学部長 福井幸子


卒業生の皆さん

今回のコロナ感染症への対処ご苦労様です。

皆さんのおかげで我々の健康が守られていることに感謝いたします。

学部長 福井幸子


医療保健現場で日々ご活躍の皆様

現場は患者の増加や医療機器・物資の不足など、混沌とした日々が続いているかと思います。そんな中で創意工夫をしながら医療・ケアに従事されている方々に感謝とエールを送ります。

学部長 福井幸子


福岡女学院看護大学の卒業生の皆様

お元気ですか。

 緊急事態宣言が解除された自治体、まだ継続されている自治体と二分されていますが、国民は解除によりCOVID-19の感染終息がみえたという気のゆるみが出ているようです。医療の最前線で働く皆さんは、この現象を恐怖としてとらえられていると思います。私の子供も医療従事者ですが、毎日ピリピリしています。孫とはLINEのような手段で会えるのみです。我儘は抑えて、じっと我慢することが大事です。人類は必ずCOVID-19を征服できると信じていますが、その道のりは決してたやすいものとは思えません。皆さんはまず自分自身が感染しないようくれぐれも気を付けてください。私たち非医療従事者はもまず自分自身が感染しないこと、それが医療最前線で働く皆さんを助けることと思っております。

 COVID-19が終息したら、マスクをせず、近い距離で乾杯したいものです。それまで、私はじっと耐えることにします。皆様も、くれぐれも気を付けて、お仕事を続けてください。

2020.5.18 森本正敏


感謝をこめて

母性・小児看護学領域
母性看護学:福澤雪子 光武玲子 田出美紀 阿部聖子
小児看護学:渡邉晴美 渡辺まゆみ 吉村裕三恵