まず私達は、1次隊から現地の様子や取組むべき課題などの申し送りを受けました。そして2次隊として継続すべきことや、新たに始めるべきことは何か、みんなで知恵を出し合ったのです。約1ヶ月の準備期間を経て、3月29日から4月1日までの4日間、学生4名(新3年生3名、新2年生1名)と教員2名は、熊本県上益城郡益城町にあるキャンナス熊本と九州キリスト災害支援センターにお世話になりました。
キャンナス熊本での活動は、看護師の方と仮設住宅を訪問したり、住民や子ども達が集う公園の整備を行いました。また、子ども達と一緒に遊びを考えたり、花の飾り付けをして完成する喜びを共に味わいました。住宅内での遊びは様々な事情から制限されています。これからは、整備された公園で思いっきり遊べる企画を考えていきます。
九州キリスト教災害支援センターでは、家屋の片付けをお手伝いしました。震災から1年がたとうとしている今も、解体前の家が多くあることを知り衝撃を受けました。また被災者お一人お一人が、沢山の思いを胸に家との別れを惜しんでいらっしゃることを目の当たりにしました。そこで、家主の話にも耳を傾けながら仕分け作業は丁寧に行いました。
いつしか報道では、熊本の話が聞かれなくなりました。今こそ、私達が司令塔になって、現地の様子を伝えていかなければならないと考えています。「熊本応援したかっ隊」は、これからも熊本を応援していきます。
私達を快く迎えてくださった住民の方々、そして2つの団体に心よりお礼申し上げます。