強風が吹いた日に、1号館横に立っていた1本の木が倒れました。
2008年の開学時から植えられている木で、ドイツトウヒ(オウシュウトウヒ)というマツ科の針葉樹です。
遠くヨーロッパから取り寄せ、クリスマスツリーとして長く使われていました。
あれから16年が経ち、少しずつ弱った木は、支えなしでは立てなくなっていました。
強風で倒れた姿は、その役目を終え、安らかに眠りについたように見えました。
クリスマスはイルミネーションの光で学内を優しく包みこんでくれた木に、
思い寄せて、本学は新しい歩みを始めています。