ボランティアサークル葡萄
顧問 酒井 康江
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、5類感染症に変更されたのは2023年5月でした。それからというもの、コロナ禍前をしのぐ勢いでサークルは活気づいています。地域での健康学習会、大学祭での健康測定会と結果説明会、介護予防カードづくり、防災セミナー、ボールンピック、サプライズサンタなど、これらは恒例行事として今年度も継続しました。新たにスタートしたサークルオリジナルの①アロママッサージ。更にバーションアップした②在宅療養児とその家族のための交流会。4年ぶりに復活した③抱樸館福岡での健康相談会と料理教室について、これから紹介していきます。
① アロママッサージ(*)
何かサークル独自の取組みができないかと常々思っていました。活動範囲も年齢層も広いのが当サークルの特徴なので、いつでもどこでも誰にでも喜んでいただけるものはないかと考えていたところ、たどりついたのがこれでした。有難いことに、一般財団法人学生サポートセンター主催の「令和5年度学生ボランティア団体助成事業」に応募し「優秀賞」をいただいたので、講師料や材料費などの必要経費はそこから支出しました。必要な知識や技術を学んだ後は、早速、住民の方々に披露させていただきました。大変喜んでいただき地域のニーズが高いことを知りました。アロママッサージには、リラックスや血行促進など様々な効果がありますが、加えて、互いの心の距離を縮めるコミュニケーションツールの一つにもなることを実感しています。サークルの強みとして今後も続けてまいります。
*講師曰く、法令においてマッサージの定義はないが一般的に“マッサージという行為”は
国家資格保持者(あん摩マッサージ指圧師免許)のみ行うことができるとされている。
正確には、アロマトリートメント・アロマリラクゼーションなどと呼ばなければならない。
※ 本文では理解されやすいように「アロママッサージ」と記載しております。