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新着情報
2023/08/28
お知らせ
【Day2】日本看護学教育学会 第33回学術集会

【講演1】文部科学省【講演2】厚生労働省 

 学術集会2日目となる日曜日は、文部科学省、厚生労働省による講演会から始まりました。 

 それぞれの立場から「看護教育の動向と課題」「看護行政の動向」というテーマで講演をしていただき、将来を見据えて政府はどのような展望で医療の現場、それを支える人材育成の場、それらをどう導こうとしているのかについて貴重な情報を得ることができました。日々の活動に追われる教育現場にとってたいへん興味深くとても有益なお話を聞かせていただきました。

文部科学省 高等教育局 医学教育課 渡邉 美和 様

厚生労働省 医政局 看護課 初村 恵 様

【交流セッション30】Web教材 Mission Town を活用した横断的教育の取り組み

13:30からは、本学の渡辺まゆみ講師を企画代表とした福岡女学院看護大学のチームが「Web 教材 Mission Town を活用した横断的教育の取り組み」というテーマで発表を行いました。バーチャル世界に本学が創った Mission Town という町とそこに住む住民達、それぞれが年齢や性別、発達段階に応じた様々な医療的な問題を抱えています。その住民ひとりひとりを学生たちが看護師としてお世話をしていくことで、様々な場面を経験しながら学んで行くという本学オリジナルのバーチャル教材です。

企画代表者 渡辺まゆみ(小児看護学領域)

発表者1 吉川 由香里(シミュレーション教育領域)

発表者2 光安 梢(在宅看護学領域)

とてもハイテクな教材を使いながら、Action Learning スタイルで進めていく本学の授業形態、会場でも終始和やかな雰囲気のなか活発な意見交換がなされました。授業ではバーチャル世界の住民と接する際にも、現実の医療現場で生身の患者さんと接するときと同じ気持ちで望むこと、そうすれば例えば成長段階にある子どもさんであれば、さっきの発言はこう理解すべきで、次はこういう風に声掛けをしてみよう、といった先生方からのアドバイスを受けながら学びを深めて行くとのこと。                  

画面の向こうに居る患者さんも、様々な既往歴があり、こういう家族構成で暮らし、〇〇の仕事をしているなどなど、生身の患者さんと接するときと同じように患者さんひとりひとりの生活や発達段階などについてしっかり考えることを重視しているそうです。

最後の質疑応答セッションでは、本学の学生が参加者からの質問に答えました。" とっても緊張した ” とのことです。