秋晴れの10月14日「ぼくとわたしのどうぶつランド(移動動物園)」が本学で開催されました。これは今年で7年目となる在宅療養児とその家族のための交流イベントで、独立行政法人国立青少年教育振興機構の子どもゆめ基金により活動助成金をいただいています。病気や障がいがあり、家にこもりがちな子どもとその家族に、楽しく有意義な体験をしてもらい、沢山の友達と交流してもらうのが目的です。きれいに整備された本学の庭で、ポニーやうさぎ、ヤギやモルモットなど沢山の動物たちとたわむれる子どもたち。骨密度測定でご自身の健康チェックをなさる保護者。どうぶつプールやお絵かきコーナーも一緒に回り、子ども達をエスコートしたサークル部員たち。会場は、そんなみんなの活気と笑顔にあふれました。
以下、参加者の感想(一部抜粋)です。
保護者:動物に触れたり、エサやりができたり普段できないことができて良かった。骨密度測定は家族の健康管理に役立った。学生さんが子ども達の面倒を見てくれたので良かった。場所が広くてきれいだったので、安心して子どもを遊ばせることができた。
学生:多くのお子さんやご家族の方の笑顔が見ることができた。看護師スタッフの方から学ぶことが沢山あった。障害を持つお子様も、私たちと何も変わらない明るく元気いっぱいの子どもだということに気付かされた。最初、子どもとどう接したら良いのかわからず、ご家族とも距離を感じていたが、一緒にミッションを達成することで共に手を叩いて喜ぶことができた。これからも積極的にボランティアに参加したい。
今度は、毎年恒例、12月に行われるサプライズサンタです。私たちはこれからも在宅療養児のための活動を続けていきます。