今回も、益城町住民の皆様、キャンナス熊本や九州キリスト災害支援センターの方々にお世話になり、「健康測定会&ミニ講話」や「子ども支援」などをさせていただきました。
活動も3年目となったので、昨年の測定結果を持参し熱心に講話を聞く方や、顔見知りの子ども達が沢山集まってくれるなど、笑いの絶えない時を過ごさせていただきました。
被災者の方々の最近の話題は、もっぱら次なる生活拠点についてでした。自宅を新築する方、災害公営住宅に移られる方、まだはっきりと決まっていない方など、仮設住宅での入所期限が迫っている中、みなさんの心の内は複雑でした。そんな方々を見守ることしかできない私達ですが、お一人お一人の健康が保たれ希望する生活へと移行できるよう祈りしています。
6次隊ではじめて、益城町にある東無田復興委員会のスタディツアーに参加させていただきました。震源地に近いこの地区は、震災直後から、住民が助け合い協力し合って復興への道を歩まれています。現在は、コミュニティ温存のため、災害公営住宅の立地について行政側と話し合いを続けていらっしゃいました。災害には「自助・共助・互助・公助」が必要だと言われますが、中でも一番必要性が高く難解だと言われているのが「互助」です。一住民として地域とどのように関わっていくべきか、互助のあるべき姿を、このツアーで学ばせていただきました。
他にも多くの「経験と感動」がありましたが、これからチャペルや報告書等を通じて、熊本の今を発信していきますので、皆様お聞きください。また今年の大学祭でも、被災者の方手作りの手芸品を販売しますので、ご協力いただきますようよろしくお願いします。