ボランティアサークル葡萄
顧問 酒井 康江
2022年度後半は、更に活動の幅が広がりました。地域に出向き住民の皆様と交流させていただける喜びをかみしめながら活動した半年間を、これからご紹介します。
医療的ケア児のためのおひさま縁日＠ハローウィンパーティー
秋晴れの10月30日、約3年ぶりとなる「在宅療養児とその家族のための交流会」が開催されました。これは、福岡療育支援センターいちばん星さんとのコラボで、2016年から実施しているものです。約80名の子どもと、その保護者約70名が参加し「おとひろば」や「シャボン玉ひろば」など色んな体験をしていただきました。サークル部員は前日の準備から精を出し、当日は、子どもたちを最高の笑顔とパフォーマンスで出迎えました。病気や障がいがあるお子さんとのコミュニケーションは初めてで戸惑うこともありましたが、いちばん星のスタッフの方々が優しく教えてくださいました。
大学祭での健康測定会・結果説明会
こちらも3年ぶりとなる開催でした。3年前の学祭のことを知っている先輩は、既に卒業しているので、顧問の酒井先生に聞きながら、執行部が中心となって部員総動員で行いました。検査結果説明には、対象の思いや背景を知る必要があり高度な技術が求められますが、何度もシミュレーションし当日を迎えました。骨密度や体組成測定は大好評で、皆様、真剣に結果をお聞きになられていました。今回は時間短縮や人数制限があったので約30名の方にご参加いただきました。
子どもわくわくフェスタ「看護師体験コーナー」
古賀市の青少年育成課主催のこのイベントに、本学は共催という形で参加させていただきました。コロナで一時、中断されましたが、昨年度より再開され、今回もまた、赤ちゃんコーナー、包帯コーナー、聴診器コーナーの計3つのブースを担当させていただきました。先輩達が作成した手順書にそって約1か月前より練習をはじめたかいあって、当日は大盛況でした。「このブースを体験したくって今日は来ました。」とおっしゃっていただける親子連れもあったほどです。
ボールンピック 介護予防カードづくり
古賀市の健康介護課健康づくり係主催のこの事業は、今年で3年目です。ボールンピックは平日に開催されるので参加は容易ではありませんが、皆さんとご一緒に楽しいひと時を過ごしたい一心で部員数名が参加しました。カードづくりは、いつでもどこでも出来るボランティアです。受け取ってくださる対象者さんの喜ぶお顔を思い浮かべながら心を込めて作成しました。
サプライズサンタ
こちらも、福岡療育支援センターいちばん星さんとのコラボ事業です。訪問看護師さんと在宅療養児のお宅を訪問し、歌をうたったりミニ工作をしたりと、兄姉弟妹児も一緒に思いっきり遊びます。部員は、サンタに扮して、あらかじめ作っておいたクリスマスカードを子ども達にプレゼントします。コロナでオンラインクリスマス会を催したこともありましたが、やっぱり、互いに顔を見合わせ同じ空間を共にできる幸せを改めて感じた今回のサプライズサンタでした。