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教員紹介

研究キーワード

キリスト教史、アッシジのフランチェスコ、自然観、世界観、人間観、ハンセン病、宣教

 

自己紹介

わたしはキリスト教主義のこの福岡女学院看護大学で宗教主事(チャプレンchaplain=学校付きの牧師)をしています。入学・卒業などの式典、チャペル礼拝での説教を始め、いろいろな宗教行事、ボランティア活動など、本学のキリスト教教育に関わる部分で責任を負っています。

学生への一言
皆さんとは「キリスト教学Ⅰ」「キリスト教学Ⅱ」「生命倫理」などの授業をはじめ、チャペル礼拝やボランティア活動など、いろいろな場面でご一緒することになると思います。聖書やキリスト教会の伝統に伝えられている理念が、看護職をめざしている皆さんにとっても、大きな意味をもっていることに気づいてもらえると思います。

研究

●「アッシジのフランチェスコにおける手本としての被造物―著作に見られる自然観の一側面―」『キリスト教史学』第63集、148-165項、2009

●「被造物から悟るべきこと―アッシジのフランチェスコ『兄弟なる太陽の讃歌』における自然観の一側面―」『キリスト教史学』第64集、300-302頁、2010

●「アッシジのフランチェスコにおける疾病感ーハンセン病者との出会いの意味ー」『キリスト教史学』第68集、236-237頁、2014

●「アッシジのフランチェスコと自然ー自然環境に対する西洋キリスト教的態度の伝統と革新ー」R・Dソレル著、金田俊郎訳、教文館、2015

●「アッシジのフランチェスコとハンセン病者―その交わりの意味―」『キリスト教史学』第70集、192-194項、2016

●「アッシジのフランチェスコにおける人間観―ハンセン病者、自然・被造物、小さき兄弟をめぐって―」『キリスト教史学』第71集、277-279頁、2017年。

●「初期日本イエズス会の宣教理念―豊後府内における医療宣教をめぐってー」『キリスト教史学』第74集、306-308頁、2020年。

★アッシジのフランチェスコをはじめとするキリスト教歴史上の看護や福祉の実践者について、今日引き継がれているその理念の現代的な意義を念頭に、歴史的研究を行っている。

★所属学会:キリスト教史学会、日本キリスト教学会、日本キリスト教社会福祉学会、日本看護歴史学会

教育

担当科目:「キリスト教学Ⅰ(キリスト教概論)」(1年前期)

     「生命倫理」(1年後期)

     「キリスト教学Ⅱ(キリスト教史特論)」(4年後期)

     「卒業研究」(4年前・後期)

     「ラーニングリテラシー(部分担当)」(1年前期)

     「科学の基礎(部分担当)」(1年前期)

     「ヒューマンケアリング論Ⅲ(部分担当)」(4年前期)

社会貢献

●日本基督教団正教師(教務教師):日本基督教団東郷教会協力牧師

●ホームレス支援NPO「福岡おにぎりの会」会員

●社会福祉法人グリーンコープ自立支援施設「抱僕館福岡」健康相談ボランティア

准教授 / 宗教主事 / 神学修士
金田 俊郎
キリスト教史