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2019/08/20
キャンパスだより
「熊本応援したかっ隊」9次隊の活動報告

 震度7が同じ地点で2回も観測された熊本地震は、日本の観測至上初めてだったという。そんな熊本で最も被害が大きかったとされる益城町の仮設住宅で今回も活動をさせていただいた。

 福岡女学院看護大学の看護学科が主に、住民のセルフケア向上を目的に健康づくり活動を担当し、福岡女学院大学の子ども発達学科が子どもの健やかな成長を目的に、様々な創作遊びを提供した。活動も9回目になると女学院のことを覚えてくださり、「また来てくれて嬉しいね~」と言ってくださるのが本当に有難かった。

 それら活動の合間で、3人の方々からご講演をいただいた。住民の生活再建や自律を目的に活動をなさっている社会福祉法人の所属長、被災者の立場で避難所や仮設住宅運営をリードしてきた女性リーダー、震災直後から被災者に寄添いキメ細かな活動を展開しているNPO法人ディレクターなど、これまでの約3年間を総括した貴重なお話しだった。

 将来、看護職・教職になろうとしている私達に役立つ内容であったのはもちろんのこと、地域に暮らす一住民としてあるべき姿も教えていただいた。講師の先生方が共通しておっしゃっていたことは“日頃から近隣住民と親しく交わることの大切さ”だった。講演内容や現地の様子は学内で報告するが、まずは私達自身が、ここ福岡でそれを実践に移していきたい。

 現在、プレハブ仮設18ヶ所の入居率は49%である。これから更に入居者数は減少していくが、災害公営住宅が完成すると言われている3月までは、この活動を継続していく。昨年から始まった「チームくまもん(学生達だけによる日帰り活動)」も、不定期ではあるが続けていく予定だ。この4年間、現地のニーズが変化していく中で私達の活動も様変わりしてきた。これからも現場の状況にマッチした活動を模索していきたい。

 いつも受入れてくださっているキャンナス熊本・九州キリスト災害支援センター、また宿泊先を提供してくださる木山キリスト教会、今もなお仮設住宅で不自由な生活を送りながらも私達のことを温かく迎えてくださる住民の皆様、本当にありがとうございました。

                                      学生がミニ講話で作成した模造紙
ミニ講話の後、みんなで経口補水液を作成中
体を思いっきり動かし遊ぶ子ども達
益城町指定文化財の堂園断層を見学(東西方向に最大2.5mの横ずれ)
集会所をお借りし寝袋で就寝(避難所さながらの体験)